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2002/09/18
新商品

錠剤包装・異物検査装置「フラッシュパトリ」発売

2002年9月18日
各 位
CKD株式会社

錠剤包装・異物検査装置「フラッシュパトリ」発売のお知らせ

当社は、医薬品錠剤包装機のトップメーカとして、包装機及び包装工程における異物を監視し、混入時にインライン自動排出を行う異物検査装置を販売し、好評を頂いていますが、市場の更なる高度な要求に対応するため、新型機種として「フラッシュパトリ・FP600シリーズ」を発売します。

【開発の背景】
医薬品の代表的な包装方法であるPTPシートは使用寸前に包装から取り出す安全性の高い包装形態のため、品質基準も高く、使用者の目も厳しいのが現状です。

近年、環境側面から脱塩ビ化が定着しCPPフィルムへ移行しています。このフィルムは光透過性が悪く異物・異品種など検出精度を鈍くさせてしまいます。その上、「エコマーク」や「包装の材質」など1枚のPTPシートに内容表示する必要性があり、検査方法の難易度がますます高くなっています。

一方生産現場からは生産の高速化・無人化要求からなる検査信頼度のアップなど留まることのない要求があります。これらの市場要求をクリアするため、 今回全く新しい開発コンセプトを設定し開発しました。

医薬品の安全性、環境対応そして目視検査の自動化という3つの問題を同時に解決したのが、今回開発した新型異物検査装置「フラッシュパトリ・FP600シリーズ」です。

【商品の特徴】
1.用途別に3つのタイプを用意し、目視検査項目を全てカバーしました。
2.特殊フラッシュ機能により、錠剤印刷部及びアルミ印刷部の影響を受けない異物検査を可能としました。
3.カラーCCDカメラを採用し、異品種混入検査が可能となりました。
4.対話型画面表示、不良シート映像の保存処理等、操作性が大幅に向上しました。
5.各種錠剤(カプセル含む)に対応した不良検査機能を増大、さらにメガピクセルCCDカメラの採用により高分解能を実現し、0.5角の異物、50μの毛髪の検出が可能となり、検査精度が大幅に向上しました。
6.膨大な計測データ処理を可能とした高速画像処理装置を開発し、業界最高速の検査速度を達成しました。
7.CPPフィルム及び紫外線防止用の赤色CPPフィルムでも検査が可能となりました。
8.シール部分のアルミ「しわ」も検知できるようになりました。

【仕様】
1.錠剤部の検査可能項目
欠け・割れ、異物、毛髪、異種混入、カプセル外形、印刷部分の検査
2.ポケット外検査
異物、毛髪、印刷部分の検査
3.処理能力
1)シート数/分             600枚
2)錠剤数/分          33,000錠
3)品種登録可能数            100種
4.データ処理能力
不良シート記憶数            50枚
5.搭載可能機種
CKD製FBPシリーズ全機種。他メーカーについては要相談。

【販売価格】
1.錠剤裏面・シール部異物検査タイプ(FP-600E)
概算 3,000万円
2.全検査対応検査システム(FP-600ADE)
概算 6,000万円

【販売計画】
初年度         40台/年間 : 15億円
3年後         50台/年間 : 20億円

以上
pdfファイル(9.28kb)
【お問い合わせ先】
CKD株式会社 総務部
TEL0568-74-1238,FAX0568-71-4322
E-mail ckd@ckd.co.jp