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2018/03/16
新商品

IoTや多品種生産に対応した小形流量センサ「ラピフローFSM3シリーズ」発売のお知らせ

 2018年3月16日

各  位

CKD株式会社
http://www.ckd.co.jp/

 IoTや多品種生産に対応した小形流量センサ「ラピフローFSM3シリーズ」発売のお知らせ

CKD株式会社(本社:愛知県小牧市、代表取締役社長:梶本 一典)は、圧縮空気や窒素などの流量計測ができる小形流量センサ「ラピフローFSM3シリーズ」を2018年3月16日に発売いたします。

1.開発の背景
ラピフローFSMシリーズは、生産工程で使用されるガスの流量を計測するセンサで、現行モデルのFSM2シリーズは使いやすさと小型・軽量化が評価されています。工場の集中管理、予知保全のためのIoT化や多品種生産に対応するため、FSM3シリーズでは通信機能とガス種切替機能を追加いたしました。

 

2.おもな用途
(1)電子部品の吸着搬送
(2)半導体製造装置の窒素流量管理
(3)溶接時の酸化防止のためのシールドガス管理
(4)食品製造装置の酸化防止のための窒素充てん量管理
(5)一般産業装置の空気消費量管理

3.製品の特長
(1)IO-Linkの通信に対応
センサレベルのネットワークIO-Linkに対応することにより、PLCやPC、タッチパネルから遠隔での流量監視が可能です。また、アナログ通信では伝送できなかったパラメータデータやイベントデータを伝送できるため、遠隔での設定変更が可能となりました。

(2)1台で5種類のガスを計測可能
空気、窒素、アルゴン、炭酸ガス、混合ガス(混合比:Ar:CO2(8:2))を1台の流量センサで対応が可能です。本体のボタン操作だけでガス種の切替えができるため、流量センサの在庫が削減できます。また、流路部本体の材質は樹脂とステンレスの2つがあり、ステンレスボディは酸素専用タイプもご用意しています。

(3)クリーン仕様
半導体製造装置や食品製造装置など装置のクリーン度を保つために、発塵防止包装(P70)や、グリスを使用しない禁油仕様(P80)をラインナップ。流路部本体の材質を樹脂とステンレスから選択ができるため、装置グレードに最適な選定が可能です。

(4)豊富なオプション
ワンタッチ継手(ストレート、エルボ)、ねじ込み継手(ストレート、エルボ)、気体の双方向計測、液晶表示の180°回転など、豊富なオプションにより設計自由度が向上しました。また、海外での販売に合わせたネジや継手、単位切替にも対応しており、グローバルで使えるオプションも充実しています。

4.主な仕様
(1)流量レンジ:樹脂ボティ 0.5~1000リットル/分、ステンレスボディ 0.5~200リットル/分
(2)適用流体  :空気、窒素、アルゴン、炭酸ガス、混合ガス(アルゴン+炭酸ガス)、酸素(ステンレスボディのみ)
(3)流路部材質:樹脂、ステンレス
(4)外観形状  :液晶表示一体タイプ、表示分離タイプ、IO-Linkモデル
(5)繰返精度  :±1%以内(フルスケール流量)
(6)表示精度  :±3%以内(フルスケール流量)
(7)応答時間  :50ミリ秒
(8)周囲温度  :0~50℃

5.標準価格
樹脂ボディ    14,690~ 70,110円(税抜)
ステンレスボディ 57,020~129,550円(税抜)
例:樹脂ボティ、液晶表示一体タイプ、流量レンジ1000リットル/分 21,620円(税抜)

6.販売計画    2018年度    3億円
2020年度   10億円

7.発売時期   2018年3月16日

以上

<リリース資料に関する問合せ先>
CKD株式会社 経営企画部広報IR室
TEL 0568-74-1462、FAX 0568-77-3461、メールアドレス ckdkouhou@ckd.co.jp

<製品に関する問合せ先>
CKD株式会社 営業本部販売促進部
TEL 0568-74-1303、FAX 0568-77-3410

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