更新情報
協働ロボット用グリッパ3機種発売 テックマンロボット社/オムロンの認証を取得
https://www.ckd.co.jp/
協働ロボット用グリッパ3機種発売
テックマンロボット社・オムロンの認証を取得
CKD株式会社(本社:愛知県小牧市、代表取締役社長:梶本 一典)は、協働ロボット用グリッパ3機種「RLSH-TMシリーズ」「RHLF-TMシリーズ」「RCKL-TMシリーズ」を2020年10月1日に発売いたします。テックマンロボット社(Techman Robot Inc. 本社:台湾)とオムロン株式会社(本社:京都府下京区)との協働ロボットTMシリーズに連動するPlug & Play(※1)が可能な空気圧式グリッパとして、日本企業で初めて認証を取得しました。
※1 Plug & Play:パソコンに周辺機器等を接続するとOSが自動的に必要な設定を行う仕組み
1.開発の背景
深刻化する人手不足に加え、アフターコロナ時代を見据えた製造現場の自動化ニーズはますます高まっています。安全柵を設置せずに人と作業スペースを共用できる協働ロボットは、あらゆる規模の製造現場の自動化を実現できる設備として注目を集めています。
当社は、テックマンロボット社とオムロン㈱により市場投入された世界初のカメラ内蔵型協働ロボットTMシリーズ専用にカスタマイズしたグリッパを提供し、製造現場の自動化と生産性向上に貢献します。
2.主な用途
(1)機械装置への部品供給や取り出し作業(マシンテンディング)
(2)部品の搬送作業(ピックアンドプレイス)
(3)製品の組み立て作業
3.製品の特長
(1)ロボットに簡単に取り付け可能
グリッパは、専用フランジ、クランプリング、配線コネクタをそれぞれロボットに接続する3ステップ、わずか5分で取り付け可能です。さらに、グリッパの段取り替えは、専用フランジの採用により工具を使用せず交換できるため時間短縮ができます。
(2)安全で使いやすい設計
突起やエッジ部をなくしたラウンド形状の樹脂製ボディを採用し、作業者への安全に配慮しています。360°視認可能なインジケータランプにより、ロボットのそばにいる作業者が動作状況を一目で確認できます。
(3)扱いやすいエア駆動
エア駆動のため小形、軽量ながら高い把持力を発揮します。把持力および把持スピードは、それぞれ外部接続のレギュレータと内蔵スピードコントローラで簡単に設定できます。
(4)専用ソフトによるティーチング支援
ロボット側の専用ソフトから簡単にティーチング・制御が可能なため、グリッパの動作設定時間を短縮できます。
(5)使用環境や用途に合わせたラインアップ
4.主な仕様
(1) 機種 :コンパクトタイプ「RLSH-TMシリーズ」
チューブ内径 :φ20(mm)
ストローク :18(mm)
把持力 :42(N)
(2) 機種 :ロングストロークタイプ「RHLF-TMシリーズ」
チューブ内径:φ16×2(mm)
ストローク :32(mm)
把持力 :85(N)
(3) 機種 :三方爪タイプ「RCKL-TMシリーズ」
チューブ内径 :φ40(mm)
ストローク :10(mm)
把持力 :125(N)
5.販売価格(税抜き)
コンパクトタイプ 「RLSH-TMシリーズ」 定価 308,000円~388,000円
ロングストロークタイプ「RHLF-TMシリーズ」 定価 345,000円~435,000円
三方爪タイプ 「RCKL-TMシリーズ」 定価 326,000円~412,000円
6.販売計画 2023年度(3年後):16百万円
7.発売日 2020年10月1日
以 上
<リリース資料に関するお問合せ先>
CKD株式会社 経営企画部広報IR室
TEL 0568-74-1462、FAX 0568-77-3461
メールアドレス ckdkouhou@ckd.co.jp
<製品に関するお問合せ先>
営業本部販売促進部
TEL 0568-74-1303、 FAX 0568-77-3410
印刷される方はこちらから
商品情報は下記よりご覧ください。
TECHMAN・OMRON ROBOT認証グリッパ 三爪タイプ RCKL-TMシリーズ
TECHMAN・OMRON ROBOT認証グリッパ ロングストロークタイプ RHLF-TMシリーズ
TECHMAN・OMRON ROBOT認証グリッパ コンパクトタイプ RLSH-TMシリーズ