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2024/10/16
ニュースリリース

デュアルレーン対応三次元はんだ印刷検査機「VP9000LD」発売のお知らせ

2024年10月16日
各  位
CKD株式会社
https://www.ckd.co.jp/

デュアルレーン対応三次元はんだ印刷検査機「VP9000LD」発売のお知らせ

CKD株式会社(本社:愛知県小牧市、代表取締役社長:奥岡 克仁)は、プリント基板実装工程に使用されるはんだを検査するはんだ印刷検査機において、国内業界トップレベルの高精度、高速化を実現しているメーカーです。このたび、デュアルレーン対応三次元はんだ印刷検査機「VP9000LD」を2024年10月17日に発売いたします。

※デュアルレーン機とは
1台の装置内に2つの独立した搬送レーンを持つ実装設備のことです。同時に2枚の基板を並行して処理することが可能になり、生産性を向上させることができます。

1.開発の背景
生産性の向上を目的として、プリント基板実装業界においてデュアルレーンの比率は世界的に拡大傾向にあります。この需要に対応するべく、2020年に発売いたしました三次元はんだ印刷検査機「VP9000シリーズ」のデュアルレーン機を発売いたします。

2.主な用途
プリント基板などに使用されるクリームはんだの三次元検査

3.製品の特長
(1) VP9000シリーズのデュアルレーン機
VP9000シリーズのデュアルレーン機をラインアップとして追加いたします。

(2) マルチ分解能切替機能を標準搭載
検査対象のサイズに適した分解能を部品単位で切り替え可能で、従来は2段階切替のところ、デュアルレーン機では業界初となる3段階切替に拡張しました。

(3) 異物検査機能を標準搭載
はんだ検査と同時に基板上に付着した異物有無を検出する機能を標準搭載しています。

(4) CE規格に対応
全世界に販売するため、これまでのデュアルレーン機では対応していなかったCEマーキングを標準で対応しました。また、すべての部品を調査し、高環境負荷物質を使用しておりません。

(5) ユーザーインターフェース
操作画面をVP9000シリーズの操作画面に合わせて刷新し、大型モニター化しました。視認性を上げたカラーデザインや検査設定のダッシュボード化を取り入れ、ユーザーフレンドリー性を向上させています。

(6) 機械構造
搬送や上下クランプの動力源を各レーンごとの個別に変更し、各レーンのアクセス性およびメンテナンス性を向上させました。また、本体フレームを筋交い構造に変更することで、本体フレームの剛性が向上し、検査の安定稼働に貢献しています。

4. 主な仕様
(1) 被検査基板:ガラスエポキシ、紙フェノール、ポリイミドフィルムベース
(2) 基板形状(L×W):50mm×50mm~510 mm×330mm
(3) 基板厚み:0.3~5.0mm
(4) 検査分解能:25μm、20μm、15μm
(5) 精度(体積3σ):3%(高速機)、2%(標準機)
(6) 検査速度:0.272秒/視野以下(分解能25μm、高速機、標準モード時)

5.販売価格(税抜き)
定価 1,500万円

6.販売計画
2027年度:212百万円

7.発売日
2024年10月17日

8.製品写真

 

以 上

<リリース資料に関するお問合せ先>
サスティナビリティ推進部 広報・ブランディンググループ
TEL 0568-74-1234
メールアドレス ckdkouhou@ckd.co.jp

<製品に関する問合せ先>
自動機械事業本部 営業統括部 産機営業部
TEL 0568-74-1316、FAX 0568-77-3412
メールアドレス j-service@ckd.co.jp

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