CKDには様々な仕事があり、
その数だけ活躍の可能性があります
現在活躍している
キャリアモデルの一例を紹介します
H.W.: 設計・開発
もともとモノづくりに興味があり、大学時代は機械設計を学ぶために機械科を専攻していました。CKDへの入社を決めたのは、工場見学に訪れた際に、工場の端から端まである巨大な蛍光灯製造ラインを見て胸を打たれたのがきっかけです。子どもの頃から大きな装置を作るのが夢だったため、工場内の光景を目の当たりにした時、「こんな巨大な自動機械を自分の手で作ってみたい」と思い、当社の採用選考に参加しました。
入社後は、薬品包装機の機械設計業務を担当。私のキャリアで大きなターニングポイントになったのが、入社2年目の時に難易度の高い薬品包装機の充填装置の設計を任されたことです。自身のアイデアを設計に反映させ、垂直立ち上げを成功させました。完成した時、お客様から「(競合である)世界一のドイツメーカーに勝ちましたね」と称賛のお言葉をいただけたことで、立ち上げに至るまでの苦労が報われた思いがしました。この案件に限らず、お客様からの感謝の声を聞くたびに「技術者冥利に尽きる」と感じています。また、自動機械を通じて環境への取り組みができることもやりがいのひとつです。
現在は、デジタル化を推進するための業務に携わっています。最新のIT技術を活用し、基幹システムのデータを用いた事業分析・業務解析を行い、組織の在り方や業務への取り組み方を変革・改善するDXを進めています。また、2022年からは、仕事を続けながら週に2~4日、東京理科大学で技術経営について学んでいます。
CKDは、人材育成を戦略的に推進し、目標に向かって頑張る社員を後押ししてくれる会社です。私自身、海外トレーニーやMOTへの参加など、さまざまな制度を活用し、自己成長に繋げてきました。仕事と大学の両立は大変なこともありますが、それ以上に新鮮味があり面白く、大学での学びを業務にどのように落とし込んでいくか考えながら仕事をする日々は充実しており、リスキリングの機会を得られたことに本当に感謝しています。若い世代の皆さんには、こうした成長の機会を逃すことなく、いろいろなことにチャレンジして積極的にスキルアップを図っていってほしいと思います。
M.E.: 販売促進
大学で英米文化を専攻していたこともあり、就職活動の軸は「海外と関わりながら働くこと」でした。CKDに入社を決めたのは、世界中に拠点を持っていること、そして実際に海外を舞台に活躍している先輩社員が多く在籍していることに魅力を感じたからです。
私のキャリアのターニングポイントとなったのが、入社2年目の時に初めて携わった電動機器の総合カタログの制作です。1年ほど各部署と打ち合わせを重ね、最終的にカタログとして出来上がった時には大きな達成感を味わうことができました。何かかたちあるものを作り出すことの面白みを知ったのもこの時でした。その後、さまざまな拠点でこのカタログが使われているのを見ると、その度にうれしい気持ちになります。2023年に制作したダイジェストカタログは、6ヶ月間で2回も増刷され、海外スタッフからの評判も上々です。若手に活躍の機会を与え、伸ばしてくれる環境があるのがCKDの魅力だと感じています。
2021年に第一子を出産し、1年後に職場復帰しました。現在は、社内の託児所を利用し、育児と両立しながら仕事を続けています。育休から復帰する際に一番困ったのが保育園に空きがないことでした。CKDに託児所がなければ1年で復帰するのは難しかったと思います。
産休中は、仕事に活かしたいと思い、チラシ制作のスキルを磨くための自己学習をしていました。会社にそのことを伝えると、職場復帰後は新たに習得したスキルを活かした業務を任せてもらえるようになりました。自分がやりたい仕事ができ、子育て中でも安心して働ける制度が整っている。CKDで育児をしながら仕事を続けることへの不安はありませんでした。
現在は、チラシや動画などの販促ツールの制作・配信だけではなく、海外拠点からナショナルスタッフが来日した際の通訳・勉強会講師・資料翻訳などの業務も担当。就職活動中、軸にしていた「海外と関わる仕事」を実現しています。仕事と家庭を両立する日々は目まぐるしく、大変なこともありますが、何ひとつ諦めることなく、どちらも楽しみながらキャリアアップを目指したいと考えています。
Y.S.: 海外駐在
サッカー観戦が好きだった私は、当時世界で活躍していた中田英寿選手を見て「あんな風にグローバルに活躍できたらかっこいいな」と半ば憧れに近い想いを抱いていました。大学時代に国際交流ボランティアに参加し、知らない文化や考え方に触れたことで、海外に対する興味はますます強くなり、いつしか「グローバルに活躍する人材になる」という具体的な夢に変わっていきました。一度きりの人生、悔いのないようにしたいと思い、夢を実現できる場を模索していた時に出会ったのが、当時海外展開に本格的に力を入れ始めていたCKDです。長年メーカーで働いた父から「メーカーであっても一番大事なのは人だから」と聞いており、選考中に出会った社員の雰囲気や人柄の良さ、人を大切にする社風を感じたことが最終的な入社の決め手となりました。
2010年、初めての海外赴任地であるシンガポールへ。意気込んで着任したものの、入社4年目の私に対し、現地には勤続20年以上のメンバーもおり、製品によっては彼らの方が知識豊富なことも。初めの半年は「自分はここで何ができるのだろうか?」と悩みました。しかし、その後「知識や経験をどうにかしようとするのではなく、他のメンバーが困っている部分を補えるよう、日本人である私にしかできない仕事をしよう」と考え行動するように。すると、ナショナルスタッフとの信頼関係も急速に深まっていきました。ここでの経験が、一緒に働く人を尊重し、常に謙虚な気持ちを持つこと、また「自分にしかできないことは何か?」と考えることの重要性を教えてくれました。
シンガポール駐在を終えた後は、日本に帰国。シンガポールでの経験を活かし、国内外の半導体業界のマーケティング活動に携わりました。
2023年からはアメリカへ赴任し、大手半導体関連ユーザーへの営業活動と最前線で奮闘しているナショナルスタッフのサポート業務を行っています。入社以来、半導体市場と海外市場に携わってきましたが、このふたつは相関しており、また今後もさらに伸びていく市場です。当社の半導体関連の機器製品は国内ではトップクラスのシェアを誇りますが、海外ではまだ伸びしろが十分にあります。そんな成長市場に身を置き、学生時代からの夢を叶え、世界を舞台に働いていると思うと感慨深い気持ちになります。今の私があるのも、当社にやる気がある社員にチャンスを与えてくれる風土があり、これまでに出会った上司、先輩、同僚が皆あたたかくサポートしてくれたから。すべてに感謝しつつ、今後も海外売上の拡大に向け、自分にできることを全うしたいと考えています。