急速排気で結露対策

寒いこの季節、室内は暖房で暖かいですが、外はとても寒いです。室内外の温度差で、結露が発生します。家庭では、窓ガラスに多く結露が発生し、カビの原因となってしまいます。

空気圧システムでも結露は発生します。方向制御弁が切り替わり、シリンダから配管内へ圧縮空気が排出されるとき、圧力が急激に下がることで圧縮空気が急激に膨張します。そのため、配管内の温度が下がります(断熱膨張)。そのときに発生した霧が配管内に残留し、何度も繰り返されることで結露が発生します。結露が発生し、シリンダに入り込むと、内部が錆びたりグリースが劣化したりして作動不良につながります。

圧縮空気内の水分を除去することも対策ですが、急速排気弁QELシリーズを使って配管内の空気を外部へ排気すると高い効果を得られます。QELシリーズには、プラグタイプがあり、アクチュエータについている継手・スピコンに直接つけることができるので、手軽で簡単に使用でき、後付けも可能です。

急速排気弁QELシリーズで結露対策しませんか?