CKDの製品点数は数十万点にも上り、国内外の様々なシーンで活用されています。そのため、営業職の活躍の仕方も十人十色。お客様の抱える課題に対し、提案する製品や提案方法を自ら考えることで、お客様の信頼を得ていく、課題解決型の仕事です。
徹底的なヒアリングからお客様の抱える課題を把握。どれくらいの精度が必要か、予算に合わせられるか。ニーズを探り、最適な製品を提案する“ソリューション営業”です。お客様の製造現場に深く入り込むことが必要な仕事だからこそ、営業職でありながらものづくりの醍醐味を感じられるという特長があります。
現地のお客様との打ち合わせやサポート、現地スタッフの教育や仕様打ち合わせ、納期調整等を行います。さらに、製品を海外に出荷する際の輸出書類の作成から製品の売上管理、それに伴う海外販売代理店とのやりとりまで行います。海外市場では、新興国を中心に自動化ニーズが非常に高まっており、CKDとしても取引の拡大を目指し、海外展開に注力しています。
自動機械装置の場合、人の代わりにものを作る非常に高額な装置を販売します。まずは、「どんなものをつくりたいか」「時間あたりどれくらい生産したいか」「既存の装置の課題は何か」といったニーズを探ります。受注から納入までにかかる時間が長いため、顧客密着型の営業スタイルです。また、営業が掴んだ情報で装置の出来上がりが変わってしまうため、お客様の要望を的確に把握し、正しく技術スタッフに伝えることが必要です。時には、営業のアイデアが完成品に反映されることもあり、ものづくりの喜びをダイレクトに感じられる仕事です。
機器営業は、自動機械装置を構成する機能部品を販売することが仕事です。装置を動かすために必要な部品の細かな仕様(性能・機能)を確認し、最適な製品を提案します。お客様がどんな装置をつくっているか、その特徴を理解していなければ、適切な提案はできません。専門的な知識が必要な“技術営業”的な側面があります。自身が蓄積した知識をフルに使って提案ができるため、仕事を通じて成長したい人には最適な仕事です。
CKDは、町の工場から誰もが知る大手企業まで、さまざまな業界や企業との取引実績があります。その理由は、自社製品のカバー領域の広さ。世の中の製造業すべてがCKDのお客様になり得るといっても過言ではありません。さらに多くのお客様のお役に立つために、すでにシェア率の高いお客様にはさらなる関係強化を、新市場に対しては新規開拓を行うなど、ターゲットに合わせて積極的に営業活動を行っています。
海外営業の場合、駐在先で現地スタッフを統率し、海外の製造現場の最前線で活躍することも可能です。そのためには、現地の人々の異なるバックグラウンドや独自の文化、考え方を理解したマネジメントが必要。プレイヤーとして全力を尽くすこととは違ったやりがいをグローバルな現場で感じることができます。
メーカーの営業職を希望して就職活動を行っていました。社会人になったら、視野を広げたいと思っていたので、身近な商品ではなく法人向けにものづくりを行う、BtoBの企業に絞っていました。そんな中で出会ったのが当社です。取り扱う製品が、お客様の要望に応じてカスタマイズ提案できる、CKDの営業職に興味を持ったことが入社のきっかけです。また、会社説明会で会った人事や女性の先輩営業がとても生き生きと働いていたことや、私たち学生の質問に真摯に答えてくれたことが強く印象に残り、こんな人たちと一緒に働きたいと思ったことが、最大の決め手になりました。
営業担当としてやりがいを感じるのは、売上げを上げられた時や、新規のお客様を獲得できた時、競合からの奪取に成功した時です。ただし、こうした成功は、自分一人だけで成し遂げられるものではありません。上司、同僚、工場の技術や生産管理など、関係各所の協力、社内のチームワークあってこそです。一人ではできないことでもチームでならできる、そんな仕事に、良い環境で関われているからこそ、日々やりがいを感じながら働けているのだと思います。
IT技術の浸透やグローバル化に伴い、ものづくりの現場で求められることも多様化しています。CKDは、変わりゆくお客様のご要望に確実に応えていくために、自社製品の技術向上のみならず、新たな製品を日々生み出し続けています。