現在の仕事内容

父に憧れて志したものづくりに関わる仕事。

私の父もメーカーに勤めており、世界を股にかけて仕事をしていました。一年の半分は家にいないような生活でしたが、そんな父の姿に、幼い私は漠然と憧れを抱いていました。そのため、就職活動を開始した時、父のようにものづくりに関わる仕事がしたいと自然と思ったのです。
CKDに入社後は、名古屋営業所に配属。最初の1年間はOJTトレーナーの先輩と営業同行し、製品知識やお客様の業界のことなどを教えてもらいました。その後、独り立ちしてからは、お客様の工場の製造現場を見せてもらったり、当社の機器商品を使って製造している装置のことを教えてもらったりしながら、貪欲に知識やノウハウを身につけていきました。

思い出深いエピソード

忘れられない初受注の時の喜び。

入社1年目、営業として独り立ちした後、初めて受注した時のことは今でもよく覚えています。当時私は、競合他社からの切り替えを目指して、あるお客様を何度も訪問していました。今思えば、受注額としてはそれほど大きいものではなかったと思います。それでも、お客様から「根負けした」と、注文をもらった時の喜びは未だに忘れられません。またこの時、当時の上司が私の帰りを待っていて、受注報告をすると「よくやった」と褒めてくれました。誇らしさを感じると同時に、いつも温かく見守ってくれていた上司や先輩方への感謝の気持ちでいっぱいになりました。このエピソードも合わさって、忘れることのできない思い出になっています。

現在のやりがい

異国での出会いや交流が自分を成長させてくれる。

2016年11月から、オランダにある販売会社に営業と業務のサポートを兼ねて出向しています。営業管轄範囲は、ベネルクス、イタリア、フランス、北欧。代理店に出向いて製品勉強会を開催したり、営業担当者と同行して客先訪問を行ったりするほか、受発注業務では、現地社員とCKD本社間でスムーズに注文書のやりとりができるようなサポートを任されています。オランダ事務所は欧州拠点の本社機能を持っているため、製品の工場出荷から客先納入に至るまでの輸送の手配や在庫管理など業務範囲が広いのが特徴です。当然、お客様も共に働くスタッフも、言葉や文化、仕事のスタイル、何もかもが異なります。赴任以来、国内営業の時にはなかった苦労や葛藤を多く経験してきました。しかし、たくさんの出会いや多様な文化との交流を通して、視野が広がったのもまた事実。自分の成長を日々感じています。

今後の目標

チャンスを活かして活躍の幅を広げていく。

欧州拠点は、少人数で運営しており、駐在員の担当は国単位で分かれています。社歴に関係なく任せられる役割と責任は大きいですが、その分、与えられる裁量も大きく、やりがいを持って働いています。
当社の魅力は、年齢や性別に関係なく、活躍の場を与えてもらえるところだと思います。私自身、入社5年目の時に海外赴任のチャンスをいただきました。赴任当初は、慣れない環境の中、営業活動や販売業務のサポートなど、目の前の仕事に追われていましたが、最近は少しずつ業務全体を俯瞰的に見て効率良く進められるようになってきました。今後は、このチャンスを最大限に活かし、欧州における自社製品の強みやお客様が求めていることをより深く理解し、販売拡大に努めていきたいと考えています。