電空レギュレータの30年の歴史

スマート工場(スマートファクトリー)とは、工作機械や生産ラインといった各種設備をネットワーク接続し、情報管理の効率化や運営の最適化を図っています。それに伴い空気圧機器も自由度を持たせるニーズが増えてきました。

その一つとして各種通信ネットワークを通じ入力信号を受け取り、その信号に比例した制御を実現する電空レギュレータがあります。入力信号に応じてパイロット室とフィードバック室の圧力バランスが一定になるように圧力を制御する機器です。

CKDの電空レギュレータは30年以上の歴史があります。その間に様々な課題に直面し、そのたびに新しい技術を開発し対応してきました。近年では“入力信号に対して比例に制御すること”から“入力信号に対して高精度に制御すること”が求められています。

補正成分を疑似的な入力信号として可変させる方法を開発し、繰返し性、供給圧力特性ともに高精度に制御できる高精度電空レギュレータEVRシリーズを開発いたしました。

30年の歴史の改善で蓄積した技術力をぜひご確認ください。