ローラーギアカムユニットの「I」「O」「R」

CKDのローラーカムユニットはスタンダード、ベーシック、小形、テーブル、広角度、小形多分割、扁平とたくさんの種類をご用意しています。各タイプそれぞれに、「インデックス」「オシレート」「レデューサー」とご用意しているのをご存知ですか?

「インデックス(Index)」は、1周360度を設定した角度に旋回、停止を繰り返し動作します。このインデックスの動き方には、等角度で旋回、停止できるだけでなく、不等分割、不定分割にも動かすことができます。また、旋回、停止後に後退し、再度また元の方向に旋回を始めるリターンモーションも可能です。一般的に、間欠テーブルや間欠コンベアなどの駆動源として使用できます。

インデックス

「オシレート(Oscillating)」は、メトロノームみたいに設定した角度を旋回、停止し、そのあと反転して元の位置に戻る動きをします。オシレートにも、往復のタイミングが異なるように設定できたり、停止位置を複数設定できたりします。ピック&プレースや旋回アームなどで使用可能です。

オシレート

「レデューサー(Reducer)」は、割出数に相当する減速比の減速機構です。入力軸に対してインデックスのような停留をすることなく連続的に動作します。ギアを使った減速機に比べ、バックラッシュが少なく、摩耗による経年変化が少なく減速効率が高いです。サーボモータの減速機やインデックスと組み合わせて、多分割割出しなどにご使用できます。

レデューサー

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