STOPチョコ停

たくさんあるシリンダの中に、ハイスピードに対応した高速形シリンダがあります。ハイスピードかつ高エネルギーの吸収が可能なシリンダです。反対に低速で動かしたい場合は「微速形」と呼ばれるバリエーションで対応できます。一般形や省スペース形、ロッドレス形、リニアガイド付などそれぞれのシリーズに「微速形」を用意しております。

シリンダを低速でうごかすと、空気の特性や摺動抵抗などで不安定な動作が発生します。10分以内の小さな停止のチョコ停や休み明けなどにパッキンが固着して動かない状態や逆に急な飛び出しが起きる月曜病、すべり面で振動や騒音が起きるスティックスリップの原因となります。

そんな問題を解決するのが微速シリンダです。特殊な摺動機構の採用により、1mm/sの低速でもスムーズで安定した動作を実現します。また、抵抗が変動しづらいため安定した押し圧を実現し、チョコ停や月曜病の衝撃動作を防ぎ、生産性の向上に貢献します。

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