ショールーム

本社ショールーム「ulu Creative Base」オープン!

THEME

“共創”の架け橋を築き、技術の可能性を広げる

本社のショールームはCKD創立80周年を機に「共創」を発信する場としてオープンしました。近年国内外から様々なお客様が来社され、商談だけでなく、人と技術の交流が益々活発になっています。そうした中で最新情報や商品の見せ方、そしてCKDという会社を知っていただく必要性を感じました。誰にでも分かり易い情報でインタラクティブなコミュニケーションを促進し、このショールームから新たなイノベーションが生まれていくことを期待しています。

機器事業本部 機器営業統括部 販売促進部 後藤 未侑

MISSION

来ていただく意味を、お客様の目線で考える

私たちが管理・運営を担当している本社のショールームは、2007年の開設から自動機械装置や海外生産の機器を含めたバリエーション豊かな商品を展示し、ビジネスのお客様から学生の方まで非常に多くの方にご来場いただきました。今回、新しくオープンしたショールームでは「最初から最後までワクワクできる空間」を意識し、単に商品紹介というよりもインタラクティブなコミュニケーションに主軸を置いています。商品の隣で、もっと気軽にディスカッションや技術相談ができるなど、お客様の探求心を満たすおもてなしをしたいと思っています。

この計画に際して10社以上のショールームを見学させていただきましたが、どの会社も「新しい発見」や「おもてなしの心」が随所に感じられ、私自身がその会社のファンになってしまうほど感動しました。私たちのショールームでも、温厚でまじめな会社の雰囲気や、お客様に寄り添った商品開発など、CKDという会社そのものを伝えていきたいと思いました。経営からもお客様を第一に考えることと、クリエイティブな仕事を楽しむようにと言っていただき、思い切った提案に繋がりました。

APPROACH

CKDとそこに集まる人々が「成長」する場に

施設名に使われている「ulu」は、ハワイ語で育つ、繁栄する、成長する、伸びるという意味がります。面積を従来の4.5倍以上拡大して、7つのエリアごとにテーマ性のあるコンテンツを配置しました。創業時の真空管製造機械から多様な技術へ派生した歴史を、1本の幹から延びる枝葉で表現した「成長の樹」がメインモチーフになります。木の温もりを感じるデザインと、木から「成長する(ulu)」様々なコンテンツが印象的な空間です。

「CKDの歩み」を紹介するエリアでは、商品を生み出す会社の“ひととなり”を中心に、過去の面白い商品開発ストーリーやチャレンジングな歴史を交えて「社会とお客様に寄り添ってきた視点」をお伝えします。英語、中国語に対応していますので、海外からのお客様もおもてなしできます。

メインモチーフ: 成長の樹

実機を展示するエリアでは、初めて商品に触れる方でも、すでにご存知の方でも興味を持っていただけるよう、幅広い商品群とデモンストレーション用の装置を設置しました。さらに詳しい説明や意見交換を希望される方は、併設するミーティングルームへ、気分を変えて気軽に会話を楽しみたい方はカフェラウンジへご案内します。常設ではありませんが、試験的な開発品もご紹介する機会があればと考えています。ここでしか得られない情報や発見を自由に膨らませて、ワクワクする時間を過ごしていただければと思います。

VISION

知ると「好き」になる

このショール―ムを通じて、CKDが成長してきた軌跡、技術力、そして社員の人間性を伝え、CKDのファンになっていただくことが私の仕事だと思っています。「成長の樹」では、過去に開発された商品から繋がる現在の事業の在りようや、外部の力を取り入れることで成長した「共創」の跡も見られます。今回私自身がCKDを掘り下げる中で、普段意識していなかった会社の面白さに出会いました。当時の先輩方がどんな理由で、どんな使命感をもって奮闘し、小さな芽を育んだ結果が今日なのだと知ることで、商品がより身近に感じられました。また多くの部署と連携したことで、社内の各分野で活躍するプロフェッショナルな仕事や想いに触れました。この経験で得た驚きや誇らしさも、お客様に伝えていきたいです。是非多くの方にショールームへお越しいただき、CKDという会社を好きになっていただけると嬉しいです。

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