加工設備の環境改善

CKD株式会社 小牧工場

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弊社工場には、製品の金型を内製している設備があります。 従来は20kgの金型を台車で運び、狭い投入口で二人で搬入作業していたため無理な体制の作業による腰痛やワークが落下し、 負傷する危険がありました。

課 題

20kgの金型を二人がかりで運んでいた

金型を内製する工程では、20kgの金型を台車で運び、加工機の狭い投入口に二人で搬入する必要があります。
そのため、以下のような課題を抱えておりました。

・二人作業なので、必要時に手が空いている人を探さなければならない
・狭い箇所での作業の為、作業がしづらい
・持ちにくいワークなので、落下の危険性がある

段取り替え時に必ず実施しなければいけない作業のため、負担を軽減するため改善策を検討しました。

採用のきっかけ

下方向からのアプローチができるバランサは、
パワフルアームだけ

段取り替え時には位置決めが必要なので、バランサが使いやすいですが、加工機には天井があり上からのアプローチでは作業がしづらいので、他の製品では対応が出来ませんでした。

パワフルアームは、
・下方向からの助力となるので、天井のある場所でも快適に使用できる
・使わない時は折りたたんで加工機の横においておけるので、邪魔にならない
・軽い操作性と滑らかな動きで楽であるため、導入を決定しました。

導入後の効果

安全な姿勢で一人作業が可能に

パワフルアームを導入することで、横方向からのアプローチで一人で搬送ができるようになりました。
安全な姿勢で作業できるようになり小人化と作業者の腰痛や作業負担軽減につながっています。
使わないときにコンパクトに畳んでおけるので作業の邪魔にならない点が現場担当者から高評価を受けています。

動画紹介