「エアシーケンス回路」と「二重安全回路」で
防爆エリアでの作業をアシスト

素材メーカー A社様

素材メーカA社様での防爆エリアかつ天井の低い狭い場所でのペール缶(25㎏)搬送の改善事例をご紹介します。

課 題

防爆エリアでの重量物搬送

天井の低い防爆エリアでペール缶(25㎏)の搬送作業を人力で行っておりました。
ペール缶の持ち手は細いため移載時に手が痛く、無理な体勢での作業による腰痛に悩みを抱えておりました。
しかし天井が低く、上部から助力装置等を使用することができないため、
一般的なアーム式のバランサや電動巻き上げ式のバランサは使用できませんでした。

天井の低い防爆エリアでも使用できる助力装置を探しておりました。

採用のきっかけ

防爆エリアに対応した安心安全な装置

CKDのパワフルアームは電気を使わずエアのみで制御している「エアシーケンス回路」を採用しており、防爆エリアでも安全に使用できます。吊り上げにより「リミットスイッチ」が入り、押しボタンを押すことで2重の検知をしています。

ワークを吊り下げると作動する「リミットスイッチ」と、作業者が押すボタンの2種類で安全性を高めています。ボタンが押されてもワークが吊り下がっていなければ、アームが予期せぬ動きをせず安全にお使いいただけます。また、下からのアプローチが可能なため、天井が低くても使用できることが採用の決め手となりました。

導入後の効果

誰でも安心して移載作業が可能に

防爆エリアにも助力装置を導入することができ、移載を人手で行う必要なくなり、作業時に手が痛くなることがなくなりました。
無理な体勢での作業による腰痛も発生せず、特定の作業者でなくても作業できるようになりました。
二重安全回路となっているため、ワークがない状態で誤ってスイッチを押しても上昇しないため、怪我などなく作業者が安心して使用できています。

動画紹介