クランプ
/ FLCR・DMSDG
ご要望・お困りごとRequest

現状、ガラス瓶をリニアスライドシリンダでクランプしている。
衝撃力が加わるとガラス瓶が破損してしまうため、ショックアブソーバ付きで使用している。
生産性を向上させるためにはタクトを上げたいが、ショックアブソーバの作動時間がありタクトを上げる事ができない。
ご提案Suggestion
複数ワークの場合はFLCRシリーズ、単一ワークの場合はDMSDGシリーズをおすすめいたします。

FLCRシリーズ

DMSDGシリーズ

テーブルタイプ FLCRシリーズは、最大64点の多点位置決めが可能なため、複数ワークのクランプに最適です。
また、動作速度を高めても、「押付モード」にて低速動作が可能なため、装置のタクトアップと同時に衝撃を抑えることができます。
ショックアブソーバは必要なく、空圧機器リニアスライドシリンダLCRシリーズと比較しコンパクトになるだけではなくメンテナンスフリーでご使用いただけます。
通常、空圧機器から電動機器に置き換えをする際、電動機器のモータ部分の面積は増えてしまうイメージがあるかと思いますが、FLCRシリーズはモータがアクチュエータ本体に内蔵されているため、同じサイズで簡単にLCRシリーズからの置き換え可能です。
小形ガイド付タイプの DMSDGシリーズは、2点間の位置決めに特化した単一ワーク向きのシリーズです。
空圧機器小形コンパクトシリンダMSDGシリーズと同等のボディを採用しているため、簡単に電動機器に置き換え可能です。

駆動機構にはモータがスプリングを回転させるスプリングドライブ方式を採用しています。スプリング機構により、押付時の定速動作が不要でワークに対する衝撃を低減します。


シリンダスイッチ

ロータリスイッチ
DMSDGシリーズは、複雑なプログラムは不要で、入力点数は3点のみのコントローラESC4シリーズとつながります。専用ツールでの設定は不要です。停止位置はアクチュエータ本体のシリンダスイッチで、速度と加減速度はコントローラ側のロータリスイッチで調節でき空圧機器と同じように簡単に取り扱いできます。