中国医薬市場向け医薬品自動包装機「FBP-300W」発売のお知らせ

　ＣＫＤ株式会社（本社：愛知県小牧市、代表取締役社長：梶本 一典）は、錠剤やカプセルなどの医薬品を包装するPTPシステム（※1）において、日本国内でトップシェアを持つメーカーであり、製薬会社様より高い評価をいただいています。
　このたび、成長を続ける中国医薬市場における販売を拡大するため、中国市場のニーズに合わせた高品質でコスト低減を進めた医薬品自動包装機「FBP-300W」を2020年9月22日に発売いたします。
　※1　PTP（Press Through Pack）：包装体を指で押して取り出す包装形態の頭文字の略

1．開発の背景
中国における医薬産業は高い成長を示しています。そして、上海や北京など主要11都市では、中国政府主導による医薬品の集中購買化が進んでおり、医薬産業設備には高品質・安定生産・低価格が求められています。当社は、中国工場（江蘇省無錫市）のメリットを最大限に生かし、現地生産で日本品質を実現した新たな商品を中国医薬市場へ投入します。

2．主な用途
錠剤やカプセルなど医薬品のPTP自動包装

3．製品の特長
(1)日本品質の実現
すべての部品を設計から見直し、中国現地生産で日本品質を実現しました。

(2)コスト低減と安定した稼働の両立
当社の空気圧技術を生かした吸着コンベアを新たに開発し、部品数削減によるコスト低減を進めるとともに安定した稼働を追求しました。

(3)清掃性・視認性の向上
前面カバーを透明化したフラットデザインの採用、および凹凸を無くすためのカバー枠の排除により清掃性・視認性を向上しました。

(4)タッチパネルによる操作性の向上
スマートフォンのようなタッチパネルを取り入れ、様々な設定・操作が簡単にできます。

4．動作環境
(1)被包装品   　　　:錠剤・カプセルなどの医薬品
(2)打抜きシート数   :最大300シート/分（最大3,000錠/分）
(3)フィルムスピード:最大9.75ｍ/分
(4)打抜き回数 　　  :最大150回/分
(5)成形回数            :最大75回/分

5．販売価格（税抜き）
約350万元（約5,500万円）

6．販売計画
3年後（2022年度）　約10億円

7．発売日　　
2020年9月22日

8.製品写真

以　上

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メールアドレス　ckdkouhou@ckd.co.jp

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