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2003年5月8日 | ||||||||||||||||
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CKD株式会社 | ||||||||||||||||
3次元はんだ印刷検査機「VP1000」発売のお知らせ | ||||||||||||||||
当社は、「3次元はんだ印刷検査機」分野ではトップシェアを維持しておりますが、今回新しい測定システムを開発することにより「超高速・超高精度・超小型化」を実現した「VP1000」を発売いたします。 なお、本機は2003年5月14日から16日まで、幕張メッセにて開催されます 「2003実装プロセステクノロジー展」に出展いたします。 【開発の背景】 最新の携帯電話やモバイル機器等には0603チップやBGAチップが多く採用されており、高密度実装ラインには「3次元はんだ印刷検査機」が不可欠となりつつあります。 当社は「3次元はんだ印刷検査機」分野ではトップシェアを維持しておりますが、今後更に2次元検査機から3次元検査機への切替えが急速に進む状況にあり、2次元なみの使い易さを求める市場要求が高まってきています。これを先取りする形で「RGB位相シフト方式」という全く新しい測定システムを開発し、「超高速・超高精度・超小型化」を実現いたしました。 従来の液晶シャッター方式では、1視野を立体的に撮影する為に最低3回の撮影をする必要がありましたが、RGB方式では1回の撮影だけで画像処理する為、従来に比べ測定回数が1/3以下になり、測定時間を大幅に短縮することができました。 また、高感度カラーCCDを採用することにより、照明関係に白色LEDを採用でき、照明消費電力が従来(ハロゲンランプ)100ワットに対し10ワットで10分の1に、ランプ寿命は従来1000時間に対し4万時間で40倍以上に延ばし、環境負荷を大幅に低減しております。 更に、検査分解能の切替えは、従来光学レンズの倍率を機械的に切替えておりましたが、高分解能カラーCCDを採用することにより、電子デジタル方式で2段階に切替え、シンプル・コンパクトな構造で高速切替えを実現し、シンプル構造によりメンテナンス工数を大幅に削減いたしました。 基板の「そり」に対しては従来、機械的に強制し平面度を出しておりましたが、基板実装密度が高くなり、背面実装が定常的になってきており、機械的強制が難しくなってきました。これに対応する為、基板の「そり」は機械的に強制せず、「そり」の量を光学的に測定し、基板位置にピントが自動的に合うオートフォーカスシステムを採用いたしました。これにより基板変更による段取り時間が大幅に短縮され、熟練者の確保も不要になります。 今後、ますます多様化・高密度化する基板に対し、「VP1000」の開発により、3次元による立体測定が、2次元なみの手軽さでインライン測定が可能になり、3次元はんだ印刷検査機が普及するものと確信しております。 【商品の特徴】 1. 計測スピードが当社従来機より2倍早くなります。 2. 検査分解能がアップし(標準24μm,高分解12μm)、デジタル切替方式を採用しました。 3. 基板そり自動追従機能が付きました(±3mm)。 4. コンパクト設計(従来機体積比55%)。 【仕様】
【販売価格】 概算1,500万円/1台 【販売数量】 年間100台を予定 【販売開始】 2003年5月14日(水) |
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以上 | ||||||||||||||||
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【お問い合わせ先】 CKD株式会社 総務部 TEL0568-74-1238,FAX0568-71-4322 E-mail ckd@ckd.co.jp |