加圧下で酸素濃度を測定できるインライン酸素濃度計「ＰＮＡシリーズ」発売のお知らせ

 

ＣＫＤ株式会社（本社：愛知県小牧市、代表取締役社長：梶本 一典）は、加圧下の不活性ガスに残存する酸素濃度を測定できるインライン酸素濃度計「ＰＮＡシリーズ」を2018年11月30日に発売いたします。 

1．開発の背景
2017年9月に圧縮空気から手軽に窒素ガスを精製できる窒素ガス精製ユニット「ＮＳシリーズ」を発売し、食品業界、自動車業界、電機電子部品業界等で好評を得ています。精製した窒素ガスに含まれる酸素濃度を管理するため、業界初の加圧下で測定できるインライン酸素濃度計を開発しました。ガス精製システムにインライン接続できるため、常時監視が可能となり、システムの異常や保全時期の把握などにも役立ちます。

 

2．主な用途
（1）酸化防止のための食品加工工程や食品包装装置向け
（2）酸化防止のためのレーザー加工、ハンダやロウ付け工程向け
（3）防爆エリアのガスパージ向け

3．製品の特長
（1）業界初の加圧下で測定が可能
センサー部の耐圧構造により、0～1.0ＭＰａの圧力下で酸素濃度の測定が可能となり、大気に無駄なパージをさせる必要がなく、装置へのインライン接続が可能です。

（2）モジュラー構造で省スペース
窒素ガス精製ユニット「ＮＳシリーズ」やＦＲユニットに直接接続できるモジュラー構造を採用し、分岐配管が不要で省スペースを実現しました。当社「ＮＳシリーズ」だけでなく不活性ガス精製装置やガス置換後のタンクや装置にも個別に接続できるため、幅広い用途に使用できます。

（3）酸素・不活性ガス濃度の表示切替が可能
用途に応じて酸素濃度だけでなく、窒素ガスなど不活性ガス濃度の表示を任意に切り替えが可能です。

4．主な仕様  
（1）使用圧力       0～1.0MPa
（2）測定範囲       0.00～25.00％
（3）アナログ出力   4～20ｍA

5．標準価格         289,800円

6．販売計画         2019年度   20百万円
                          2021年度   60百万円

7．発売時期         2018年11月30日

以上

＜リリース資料に関するお問合せ先＞　
ＣＫＤ株式会社　経営企画部広報ＩＲ室
メールアドレス　ckdkouhou@ckd.co.jp　
TEL 0568-74-1462、FAX 0568-77-3461

＜製品に関するお問合せ先＞　
ＣＫＤ株式会社　営業本部販売促進部
TEL 0568-74-1303、FAX 0568-77-3410

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