ニュース

ニュース

2017年3月31日

各   位

CKD株式会社

http://www.ckd.co.jp

 

医薬品用錠剤包装機「FBP-320E」発売のお知らせ

 

 CKD株式会社(本社:愛知県小牧市、代表取締役社長:梶本 一典)は、錠剤やカプセルなどの医薬品を包装する PTP※1システムにおいて、
日本国内でトップシェアを持つメーカーであり、製薬会社様より高い評価をいただいております。
このたび、1 分間に 3,000 錠を包装できるシリーズで、安心安全な操作性など機能を向上させた医薬品用錠剤包装機である
エコブリスタ「FBP-320E」を 2017 年4 月 1 日に発売いたします。
  

※1 PTP(Press Through Pack):包装体を指で押して取り出す包装形態の頭文字の略 


1.開発の概要
 包装機を操作する作業者の目線でより使いやすくするため、作業動線や作業内容を分析した結果、
 女性作業者でも扱いやすい最適な機械レイアウトを実現しました。
 また必要なオプションは全て標準仕様として盛り込みながらも機械のコンパクト化も両立しました。

2.特長および新たな取り組み
 (1)長さ・高さを小さくしたコンパクトな機械を実現
  効率的で安全な作業動線を考慮した設計にしたことで、機械の長さは 28%削減して 4,700mm(当社従来機 6,545mm)、
  高さは 14%削減して 1600mm(当社従来機 1850mm)となり、これまでの医薬品包装機の同クラスで最もコンパクトに
  なりました。

 (2)厳選されたオプションと標準搭載 従来機ではオプションとして多くのお客様が選ばれた両面アルミ包装や上蓋フィルムと
  ポケット位置合わせなどの機能を厳選し、FBP-320Eでは標準仕様として搭載します。
  また、その他のオプションもリストにて任意に選択でき、予めそのオプションを用意しておくことにより、
  リードタイムを大幅に削減することができます。

 (3)作業者目線でより使いやすいデザインを追求 錠剤充填テーブルの高さを 860mm(当社従来機 1000mm)に低く設定し、
  錠剤やポケットの様子を見やすい位置で確認することができます。また、上蓋フィルムの 設置位置を低くし、
  フィルムの装着を安全で効率よくできる構造にしました。さらに、ポケットレールやスリット用カッターなどを手前に引き出せる
  簡単脱着構造にすることで効率よく作業することが可能になります。

3.主な仕様
 (1)フィルムスピード MAX9.8m/分
 (2)打抜き回数 MAX150 回/分
 (3)打抜きシート数 MAX300 シート/分(MAX3,000 錠/分)
 (4)成形回数 MAX75 回/分
 (5)適応包材 ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリプロピレン(PP)、 ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、アルミニウム(AL)、その他
 (6)被包装品 錠剤・カプセルなどの医薬品

4.標準価格 約 6,500 万円

5.販売計画 3 年後(2019 年度) 約 10 億円(15 台)

6.発売時期 2017 年 4 月 1 日



<お問合せ先>

CKD株式会社 広報室 中島または中山
メールアドレス ckdkouhou@ckd.co.jp
TEL 0568-74-1160、FAX 0568-77-3461

印刷される方はこちらから