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2016年11月28日

各   位

CKD株式会社

http://www.ckd.co.jp

 

 

世界トップクラスのスピード、省スペース、精度を実現したインライン検査機「フラッシュパトリFP830」発売のお知らせ 

 

 

 

CKD株式会社(本社:愛知県小牧市、代表取締役社長:梶本 一典)は、錠剤やカプセルなどの医薬品PTP(※1)自動包装システムにおける、包装機およびインライン検査機において製薬会社様より高い評価をいただいております。
この度、2011年に発売した1分間に8000錠を検査できる「フラッシュパトリFP820」をさらに改良し、世界最小クラスの設置スペースで、世界最高クラスの検査精度(※2)を実現した医薬品包装機におけるインライン検査機「フラッシュパトリFP830」を12月1日に発売いたします。 

※1 PTP(Press Through Pack):包装体を指で押して取り出す包装形態の頭文字の略

※2 検査精度:線状異物φ25μm×長さ2.5㎜、黒色異物0.1㎜角を検出できる精度

 

1.開発の背景

近年、薬の視認性向上や他社との差別化のため、多種多様な形状や色の錠剤、錠剤への情報の印字が増加し、それらの検査対応やさらに安定した検査精度が求められています。

このようなニーズにお応えするため、「フラッシュパトリFP820」の検査スピードはそのままに、2015年に発売した「フラッシュパトリFP630・330」の省スペース、高い検査精度の両方を実現した「フラッシュパトリFP830」を開発しました。

 

             

2.特長および新たな取り組み

(1)設置スペースは世界最小クラス

5つのステージで行っていた撮影機構を、3つのステージに集約することで、設置面積が従来比33%削減の約3,600㎠となりました(標準的な搭載例)。

【撮影機構】

(2)世界最高クラスの検査精度を実現

800万画素の高解像度カメラを搭載し、 1分間に最大8000錠をより安定した検査で実施します。 
                                             

(3)検査項目の追加による検査内容の充実

「フラッシュパトリFP820」の14項目に加え、PTPシートのアルミ破れ検査、増加傾向にある両面印字対応、カラー撮影による褐色錠剤対応やシート印刷色違いなど、新たに4つの検査項目を追加し、業界トップクラスの18項目の検査が可能です。

(4)操作性向上

設定ガイダンス機能、タブレット端末での遠隔操作、検査結果統合システムなどより使いやすい機能を盛り込みました。

 

3.主な仕様(検査処理能力)
最大800シート/分(2列取り)

 

4.標準価格
 5,300万円(税抜)~

 

5.販売計画 

初年度      9億円(16セット)

3年後     11億円(18セット)

 

6.発売日
2016年12月1日

 

7.製品写真

【3つの撮影機構】           【ブリスター包装機へ搭載した場合のイメージ】



以上
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<お問合せ先>
CKD株式会社 広報室 中島または中山

メールアドレス ckdkouhou@ckd.co.jp

TEL 0568-74-1160、FAX 0568-77-3461