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2016年10月26日

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CKD株式会社

http://www.ckd.co.jp

 

アジア市場向け医薬品包装機異物検査装置「ファームビジョンPV610」発売のお知らせ

 

 

  CKD株式会社(本社:愛知県小牧市、代表取締役社長:梶本 一典)は、錠剤やカプセルなどの医薬品PTP(※1)自動包装システムにおける、包装機および異物検査機において国内の製薬会社様より高い評価をいただいております。

 2013年にアジア市場向けの医薬品包装における異物検査機「ファームビジョンPV600」を発売しました。この度、シール前検査に加え錠剤シートの上蓋アルミフィルムのシール後に異物を検査する機能を追加し、さらにこれまでの当社包装機でのインライン対応だけでなく、他社製包装機でも使用できる「ファームビジョンPV610」を発売いたします。

 検査機単体で販売することで、広く他社製の包装機にも搭載ができるようになり、アジア市場おける検査機販売強化を図ります。

※1 PTP(Press Through Pack):包装体を指で押して取り出す包装形態の頭文字の略

 

1.開発の背景
 中国では、2011年3月に施行された新GMPに対応するため、これまで以上に品質の管理が求められており、お客様からもそれに対応できる製品のご要望を多くいただいています。当社は、日本市場で使用されている異物検査機「フラッシュパトリ」の機能をアジア市場向けに最適化した従来機種「ファームビジョンPV600」の錠剤シートの上蓋アルミフィルムシール前の検査に加えて、シール後にも検査できる装置を開発しました。

2.特長および新たな取り組み
(1) アジア市場で初のシール後検査機能を追加
 上蓋アルミフィルムをシールする前の検査に加えて、シール後の検査機を導入することで、これまで検査員を置いて目視検査していたシール後検査工程の無人化が可能となります。

(2) 検査機単体での販売を開始
 これまで当社医薬品包装機のインライン検査機として製造しておりましたが、検査機単体での使用を可能とすることで当社製以外の包装機への搭載が可能となりました。

(3) 検査精度の向上
 500万画素の高精度なカメラを搭載し、0.4mm角以上の異物、φ100マイクロ×3mm以上の毛髪、錠剤面積8%以上の欠けを全数検査できます。

3.主な仕様
 包装機メーカーの生産方法に合わせて、錠剤シート1列取り~6列取りまで 対応が可能です。


 最大600シート/分(1列~6列対応)

4.標準価格   シール前検査機とシール後検査機のセット 2,000万円(税抜)~

5.販売計画   2018年 4億円(20台)

6.発売日     2016年11月1日

7.製品写真 (設置例)

               










以上
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<お問合せ先>
CKD株式会社 広報室 中島または中山

メールアドレス ckdkouhou@ckd.co.jp

TEL 0568-74-1160、FAX 0568-77-3461